交通事故後に起こる痛みの中でも、むち打ち症に関連するものは多いとされ、同じむち打ち症でも「脊椎捻挫」、「神経根症型」、「脊髄症型」、「バレ・リュー症候群」など様々なタイプのものがあります。
どの種に当てはまるかは、病院などで精密検査を受けて調べてみなければわかりません。
一般的に、むち打ちを患う患者の7,8割は頚椎捻挫型といわれており、通常事故後3~4週間は安静が必要です。
その後の治療法としては、温熱療法、または牽引療法などを行い改善を目指す方法が一般的ですが、なかにはこれらの治療法を施しても改善されないケースがあります。
どのようなケースかというと、交通事故の強い衝撃で骨組が歪んでしまい、ずれてしまっている状態です。
骨組は身体の軸。歪んでしまうことで筋肉を傷つけてしまったり、時には靭帯や神経組織、椎間板などにもダメージを与え、損傷を受けてしまったまま後遺症が残ってしまいます。